ユンボの免許を取りにコマツ教習所へ行ってきた。

キャンプ場経営

コマツ教習所でユンボの運転資格講習を受けてきました。

山の造成・開拓にユンボは必要不可欠。

実は私有地であれば免許がなくても操作ができちゃうということなのですが、小型のユンボであれば講習を受けるだけで操作資格を得られるということなので、取っておいて損はない!

操作方法や機械のことを知るためにも教習所で勉強しておいたほうがいいだろうと思い、コマツ教習所近畿センターへ行ってきました。

無事に免許を取得したので、免許皆伝までの流れを書いていきます。

そもそもユンボとは

元はフランスの建機メーカーSICAM(シカム)社の商品名で、技術提携した新三菱重工(現・三菱重工業)が国産商品として販売する際にも「ユンボ」の商品名で販売開始しました。「ユンボ」はその性能の高さから、建設・土木業界で多く利用され、油圧ショベルの代名詞の一つになりました。現在は建機レンタル企業レンタルのニッケンが「ユンボ」の商標登録を行い、掘削機の紹介で「ユンボ標準」や「ミニユンボ クレーン機能付」などとして使っています。

株式会社ヨシカワ より抜粋

そのほかにも「パワーショベル」「バックホー」「油圧ショベル」「ドラグショベル」「ショベルカー」といった呼び名がありますが、どれも同じ意味で使われています。

現在、これらの総称として「ユンボ」と世間では呼ばれているんですね。

小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)

今回私が受講したものは「小型車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)」と呼ばれるもの。

この講習で運転できる機械は主にこの3つです。

1.ブルドーザー
2.トラクターショベル
3.ドラグショベル

なおかつ、これらの機械の「機体質量※」が3トン未満のものになります。

「機体質量」とは、作業機装置、水、燃料、油脂類とオペレーターを含まない質量のことで、機械本体のみの質量のことをいいます。

つまり、ユンボでいうところの「人が座るところの本体」「タイヤ」の部分のみの重さのことをいいます。

よく建機レンタルの会社や、中古建機販売などで「機械質量」と書いているものがありますが、それは「運転できる状態(冷却水・燃料・オイルを含む)のす機械すべての重さ」ということになります。

応募方法

まずはコマツ教習所のHPから仮予約を行います。コマツ教習所HPはこちら

コマツ教習所は全国に16か所

北海道・宮城・栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川・静岡・粟津・愛知・京都・近畿(大阪)・奈良・四国(愛媛)・高知・九州(福岡)

まずは各自受講する会場の場所、受講する講習と日程を選択し申し込みします。

申込書が郵送されますので、本人確認書類等を添付して提出します。受講希望日の4日前までに届くようにとありますので注意してください。

そして、受講票が送られてきます。

受講要件は特にありません。

1日目(学科講習)

1日目は学科の講義です。

教習所に到着したら、免許証に使われる写真を撮ることになります。

8時受付開始となっており、教室で受講票・本人確認・受講料(¥17,000)を支払い受付を行いました。

領収証は会社名または個人名でもらえます。

今回の受講人数は23名(内男性22名、女性1名)

土日の講習ということもあってか、思っていたよりも多く、皆さん作業着・・・。

経験者っぽい方達ばかりでした(あとでわかりましたが、未経験の人も何名かいることがわかり一安心です)

1日目は学科の講義だけなので、どんな格好でも構いません。

走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識・・・3時間
作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識・・・2時間
運転に必要な一般的事項に関する知識・・・1時間
関係法令・・・1時間

8時30分から17時10分までのみっちり講義です。

この講習では、エンジンの仕組みや機械の構造や特性、操作方法などを学びます。

最後にテストがありました。自己採点だったので、このテストによる免許取得の影響はないかと思われます。

2日目(技能講習)

この日は作業着や安全靴などの運転しやすい格好で行くのがいいでしょう。

私はジーパン、紐やファスナーのない服、スニーカーで行ってきましたが、未経験軍団はみんな同じような格好で安心しました。

8時25分から15時40分までの外での技能講習になります。

走行の操作・・・4時間
作業のための装置の操作・・・2時間

ユンボを扱っての講習です。

ちなみにこのユンボはPC35という3トンクラスのユンボです。隣の班はPC30で、少し小型。
ちょっと大きめの動かせるぜ、やったぜ!と思えるくらい気持ちに余裕もあり、緊張する必要はありません。

今回は23名を2組の班に分けて講習を受けることになりました。

1班に1つのユンボしかないので、1人が講習を受けている間はひたすら待機することになります。

人数が少ない日であれば、もっと操作出来ただろうな~と思います。

コーンの間を行ったり来たり、砕石を掘削してアームを動かしたり、旋回したり、という操作をしてきました。

スピードも出ないので走行も簡単ですし、操作レバーも”ほぼ2つ”しかないので未経験ですぐに操作することができました。

アームを動かしながらバケットを動かしてなめらかにサクサク掘削・・・というのは慣れるまで時間がかかりそうです。

ですが、ユンボの操作はとてもおもしろくていつまでも乗っていられますね。

ユンボ購買欲を掻き立てられます。

2日目の技能講習を終えたら免許GETです。

免許を紛失等した場合は、受けた教習所で再発行が可能とのこと。

木の根っこは抜けるのか聞いてみた

肝心のどの程度のクラスのユンボを使えばウチのでかい杉の木の根っこを引き抜けるのか聞いてみました。

1トン2トンクラスのユンボだと、木に負けてユンボが浮いてしまうかもしれないね~。3トンでやるなら、木の周りを掘り起こしてから伐根すればいいのでは?

コマツで選ぶならPC35かPC40、もしくはそれ以上にしたほうがいいのかな。

ということで、とりあえず免許は取れました!

未経験初心者でも講習を受けるだけで免許も取れますし、操作も慣れれば簡単でした。

ユンボが来たら一気に山を開拓できそうです!

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