こんにちは。兵庫県香美町小代の山を買ってキャンプ場を作っている上山(@teddy_ueyama)です。
冬になると、雪が降ります。
尋常じゃないほど降ります。
香美町小代の冬は恐ろしいです。
特に今年はひどかった・・・
例年1m~2mは積もっていますが、今年は違った。
もう小屋が隠れるくらい積もって、薪棚は全部隠れて、3mは積もってた。
ひどいところなんかは富山の雪の大谷を彷彿とさせてくるくらいに雪の壁が出来上がってた。
山小屋の手前800mほどは除雪車が来てくれません。
ざっとどれくらいの量なのか計算してませんが、えげつない量を除雪しないといけません。
これを春までに除雪しないといけないというんだから、なんと恐ろしい。
■屋根の雪下ろし
まずは小屋の雪下ろしをはじめます。
これが今年の1月の様子。
こんなに雪が乗っても大丈夫なんて、例の物置くらい頑丈です。
ですがさすがにこのまま放置するわけにはいきません。
ひたすらスコップで下していきます。
2人でやって3時間くらいかかりました。
この屋根の大きさでこんなに時間かかるんか・・・
雪国にお住いの方はすごいです。もう無理ですぅ・・・。
ちなみにこれが2月の積雪
ちょっと増えましたね。
このあとも雪下ろししました。
■道の除雪をしてみる
これが3月の積雪。
おわかりいただけただろうか。
「え、小屋・・・あるよね?」
泣き言いいつつもとにかく除雪しないと雪は解けないし、アクセスもできないのでユンボを使って除雪をはじめます。
と、思った矢先なんですが、ユンボが埋もれてる。
あほですねー。
積雪するんだからユンボは埋もれるわ。
今までは隣の施設の空きスペースを使わせてもらっていたのですが、どうやら今年は頭が悪くなっていたみたい。
ユンボを置いたときの自分を殴りたい。
で、こんなところで放置するとどうなるのか。
バッテリーが上がってエンジンがかからなくなるんですね、はい。
1月前にもエンジンかけて動かしてたので大丈夫だろうと安易に考えてました・・・
なぜかもうこの時ほんと泣きそうでした。
泣きながら修理業者さんへ電話します。
助けてください。。。
りょ。
でもね、有識な読者様ならおわかりかと思うのですが、車が入れないんですよね。
重たい替えのバッテリーを持って、スノーシューを履いて800mプラス林道までの200mで1km歩くことになるんです。
修理に来てくれるのはおじいちゃん。そんなことさせられない!
齢30、もうすぐ31。鈍った身体に鞭打ち奮闘します。
「バッテリー糞重たいやんけ!!」
2~3kgやと思ってた。
調べたら10kgくらいあるんですね。
たぶん1時間くらいかけて運んだと思います。死にかけた。
■除雪は想像以上に大変
ちょっと話は逸れましたが、無事ユンボが直ったので作業開始。
ユンボで雪をどかして、進んで、どかして、進んでの繰り返し。
ただ雪の量が多すぎて雪を置くスペースはなくなるし、進まないので800mの道を除雪し終えるのに8時間×7日=56時間かかりました。
この雪の壁はえげつない。
それから駐車スペース、林道の除雪をしてようやくこの状態に。
結局、除雪していく大変さとは別に大変と感じるのが、
「雪の下に何があるかわからない」ということ。
つまりどういうことかというと、
水道管を破壊してしまったり
置いてた脚立、溶岩プレートなど破壊してしまったり・・・
さらには、雪の重みで壊れる薪棚とか看板もあるし、
正直、かなり凹みました。
雪の恐ろしさを改めて実感しました。
これから山の購入を検討している方は、冬の積雪には十分注意してください!
とにかく4月から営業再開なのでそれに向けてまだまだ除雪していきます~
では!