キャンプといえば、『焚火』
焚き火をするために、寒いなかキャンプをしていると言っても過言ではありません。
その至極の焚き火のために必要不可欠なものといえば、薪ですよね。
ホームセンターやキャンプ場で販売されている薪はある程度の大きさで割られていますが、どうしても最初の着火がしにくいですよね。
小さな枯れ枝から着火して、燃やしていくのですが、雨の翌日で枯れ枝が湿気ていたり、木の枝が潤沢でないサイトもあります。
もう少し細い薪がほしいな、火力を足したいなと思ったとき、手斧を持っているととても役に立ちます。
焚き火の魅力
あの揺らめく炎は、見ているだけで心が落ち着きます。
まさに、焚き火の魅力の一つのが「精神的やすらぎ」です。
焚き火は眺めているだけで気持ちが良く、心が和んでいきます。
せわしない日常から心を解き放ち、開放感、ぜいたくな時間を過ごすことができます。
多くのキャンプ場が直火禁止エリアになっているので、ぜひとも焚火台は持っていきましょう。
関西であれば、兵庫県豊岡市の神鍋高原キャンプ場は直火OKエリアもあるのでおすすめ!
斧ですること、できること
斧はご存知のように木を切ったり、割ったりする道具です。
そういった丸太を割るような斧は、振りかぶって薪を割る大型のものですが、キャンプで使うには小型の手斧(ハンドアックス)がおすすめ。
キャンプで使う手斧は、「木を切る」ためのものではなく、「薪を割る」という目的に特化しています。
手斧の主な使い道は、「薪割り」であり、ある程度大まかに割られた薪を細くするために使われます。
手斧でも丸太を割る方法(クサビを使って丸太を割る方法)がありますが、ホームセンターやキャンプ場で販売されている薪を割るために使うほうがいいでしょう。
また、斧のタイプにもよりますが、斧の背の部分は厚みがあり、重量もあるのでハンマーとしても十分使うことができます。
キャンプではペグ打ちとしても活躍します。
鉈(ナタ)よりも手斧がオススメ
よく比較されるものに、『鉈(ナタ)』がありますが、鉈が一番活躍するのは枝を払ったりするときでしょう。
鉈でも薪割りは可能ですが、特にビギナーにとっては片刃の鉈よりも、手斧のほうが作業しやすいです。
しかし、キャンプ以外の場面では、サバイバルナイフのように使えるシーンが多く、枝を払ったり、料理に使ったりすることができます。
堅いカボチャなどの野菜を切ったり、魚をさばいたりすることもできます。
サバイバル要素が強めなため、出番は限られると思います。
斧の研ぎ方
デモンストレーションで髭を剃って見せているのを見たことありませんか?
手斧は刃も薄く、羽角も小さいので、研ぎさえすればナイフのような切れ味にすることができます。
ですが、薪割りに使うならそこまで鋭く研ぐ必要はありません。
1回の使用で刃こぼれを起こす可能性があったり、「薪を切る」という感じではなく、「薪を割く」ように使うので、ナイフのように鋭くすることはないです。
斧の研ぎ方の基本は、斧は固定して砥石を手に持って研ぐようにしましょう。
刃の根元からエッジの先に向かって砥石を動かしていきます。
斧の研ぎ方は難しいと言われています。何度も繰り返し練習するこで研げるようになるでしょう。
千吉 グラスファイバー柄アッキスを使ってみた
薪割り用に手斧を購入しました。
こちらは比較的安価な手斧になっております。
手斧は、刃の重さと手の振りで薪を割っていきます。
薪の繊維に沿って、刃をあてていきましょう。
薪を細くすることで、焚き火の時に着火しやすくなり、より一層焚火を楽しむことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
手斧ひとつで焚き火をより快適に楽しむことができますし、薪割り体験という非日常的な体験をすることができます。
ぜひ手斧を手に入れて焚き火レベルをアップさせませんか?
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