こんにちは
兵庫県香美町小代の山を買ってキャンプ場を作っている上山です。
キャンプでお風呂といえば「ドラム缶風呂」ですよね!
今回はドラム缶をいただいたので、ドラム缶風呂を作っていきたいと思います。
こちらの動画が完成したドラム缶風呂です。
簡単に作り方や入ってみた様子なども見られます。
ドラム缶の種類
まず、用意するものがドラム缶ですね。
とはいっても、ドラム缶にも種類があります。
オープンタイプ・・・蓋の着脱が可能です。
ドラム缶風呂に使用するなら、オープンタイプのものを選びましょう。
また、耐錆、耐腐食、傷にも強いステンレス製のドラム缶が望ましいかと思います。
ドラム缶を綺麗にしよう
今回は中古のドラム缶をいただきましたので、きれいに磨いてから、塗装仕上げをしていきます。
新品のドラム缶を使う場合は、4の工程から始めることになります。
1.洗剤で油汚れを落とす
ここにやってくる前はオイルが入っていたみたいで、付着している油汚れを落としていきます。
2.水でよく流す
水をかけて汚れをきれいに落としていきます。
3.耐水ペーパーでさび落とし
ここで、洗い流しても取れないこびりついている油を落としていきます。
手作業で何度も磨いて、さびや汚れを落としていきます。
4.シンナーできれいにふき取り
塗料をそのままの状態で塗ると仕上がりにムラができてしまいます。
シンナーを使うことで、塗料を塗りやすくしたり、塗装面を綺麗に仕上げることができます。
5.さび止めで塗料
金属が錆びるのを防ぐために錆止め塗料を使用します。
油性のさび止めを使ってください。
6.好きな色で塗装×2
好きな色に塗って仕上げていきます。
ここではよりきれいに塗装するため、2回塗装していきました。
排水栓の取り付け
ドラム缶風呂の中のお湯を排水するために、排水栓を取り付ける必要があります。
排水栓を付けない場合、桶などで少しづつ汲み出すか、ホースを使って「サイフォンの原理」で排水するなどの方法が考えられますが、排水栓は取り付けておくほうが便利です。
ドラム缶を倒してザバーって排水する方法を考えるかもしれませんが、
おそらく重くて倒せず、耐火レンガの上で倒すと思わぬ事故になりかねないですし、ドラム缶を倒して排水する方法は避けたほうが無難です。
1.ドラム缶に穴をあける
ドラム缶の下の方に、ドリルなどで排水栓の大きさに穴をあけていきます。
2.排水栓を取り付け
ドラム缶の内・外共に、排水栓の周囲をしっかりとコーキング処理して水漏れ対策をしましょう。
あけた穴に排水栓を取り付けましょう。
土台を作ろう
ドラム缶を乗せる基礎の部分は、
地面を少し掘り、砂利を入れて、余っていた鉄筋を入れて、モルタルを流して、なんちゃって基礎工事を施工しました。
その上に耐火レンガを乗せていきます。
耐火レンガ同士を固定させるときは耐火モルタルを使用していきます。
風通しをよくするために、煙突を取り付けることにしました。
煙突のおかげで、煙の逃げ道も確保できます。
耐火レンガの土台が完成したら、ドラム缶を乗せていきましょう!
さあ!入浴!
と、言いたいところですが、
薪をくべて200ℓ近い水を沸騰させるのはとても時間がかかります。
水を入れてお湯にするまで20分~30分くらいでしょうか。
薪をくべながら、じっくり沸かしていきます。
お湯になれば、入浴できますが、直火で温めているので、ドラム缶風呂の底はとても熱くなっています。
火傷防止のために、鍋蓋のような底板スノコを用意しておくといいでしょう。
ドラム缶風呂用の椅子を自作している方もいらっしゃいます。
大人の場合は膝を曲げて入ることになりますので、椅子があるとより快適ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ドラム缶風呂は底からじんわりと温かくなり、開放的な空間で入るとより気持ちよくて、まさに極楽です。
ドラム缶風呂を作ってみたい方の参考になれば幸いです。
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