冬キャンのマストアイテムといえば「湯たんぽ」ではないでしょうか。
キャンプを始めるまで湯たんぽなんて、正直ガラパゴス暖房器具だと思っていました。
でも、今や冬キャンでは湯たんぽがないと寝れない病にかかっています。
湯たんぽが再注目されています
「おばあちゃんが使うやつやん!」って思っている人も少なくはないのでは?
でも、湯たんぽって使ってみたらあなどれない。
普段使いもできるし、キャンプでも役立つ万能暖房器具なんです!
私がキャンプで使う場合は、ケリーケトルでお湯を沸かして、湯たんぽへ入れていくやり方。
でも湯たんぽは2つあり、ケリーケトル1杯分ではウチの湯たんぽを満杯にできなくて、結構時間かかったりするんですよね。
気長に湯沸かしできるときはいいんですけど、眠くて仕方ないときはカセットコンロでさっとお湯を沸かすほうがいいと思います。
電源付きサイトなら電気ケトルを持っていくのを忘れずに。
では、湯たんぽが注目されている理由をみていきましょう。
1.肌や空気が乾燥しない
お湯を入れるだけという手軽さが魅力の一つですよね。
湯たんぽは電気毛布などと比べて、少しずつじんわりと体を温めてくれるのが特徴。
お湯を注げば朝までじんわりと暖かさが持続します。
電気ヒーターのように空気が乾燥することもないので、お肌の乾燥も防いでくれます。
ストーブで火事を起こす心配もありませんし、一酸化炭素中毒になるという心配もありません。
そのため、テントの中で使うのにもってこいなのです。
2.湯たんぽの種類が豊富
一口に湯たんぽと言っても、何種類もあるのをご存知ですか?
素材によって蓄熱効果も変わってくるので、自分に合った湯たんぽを選びたいですね。
プラスチック製湯たんぽ
耐熱性のあるプラスチック湯たんぽ。
比較的安価に購入できます。私たち夫婦が愛用しているものはこのプラスチック製の湯たんぽ。
アウトドアにはもってこい。割れない、軽い、安いの3拍子。
沸騰したてのお湯を注いでも問題ありません。
朝になるとお湯が冷めてくる場合がありますが、カバーをつけて、お湯を満タン入れて、熱を逃がさないようにしましょう。
金属製・ブリキ製湯たんぽ
定番のTHE湯たんぽ
金属は熱伝導率が高いので、お湯を入れるとすぐに温かくなります。
必ずカバーをつけたり、タオルでくるんで使うようにしてやけどに注意してください。
本体重量も軽く、持ち運びしやすい。
ただし、衝撃を与えると変形して凹みやすいので注意。
キャンプで使う際には、カバーを忘れずに!
陶器製湯たんぽ
陶器でできているので、レトロな見た目で高級感は◎
じんわりと暖かさが長時間続きます。
一方で陶器という素材のため、重くなってしまうのがデメリット。
また、割れてしまう可能性がありますので子供やペットがいる家庭では注意が必要です。
アウトドアに割れ物はNG。金属製よりも重く、持ち運びに不便。
普段使いならおしゃれで、性能もよいので星4つでしょう!
ゴム製の湯たんぽ
お湯と氷水両方で使うことができます。
夏場には冷たい水を入れられるのでいいかも!
ただし、ゴム製の湯たんぽは沸騰した熱湯を入れられません。
軽量で折りたためるのでコンパクト。
注ぎ口を手で広げないといけないので、熱湯を注げないのがネック。
また、お湯を注ぎにくいという点で星2つです。
ウェットスーツ素材の湯たんぽ
低温やけどしにくくやわらかいウエットスーツ素材の新感覚湯たんぽ
断熱性に優れた特殊な素材のウェットスーツ生地で作られた、カバーなしで使えて低温やけどしにくいのが特徴です。
お腹や膝に置くことができるコンパクトサイズ。
金属のものと違って熱湯をいれてもそれほど熱くならないので、これだけだと物足りないかもしれないです。
ですが、保温効果が高く、お子様でも安心して使えます。
充電式(蓄熱式)湯たんぽ
蓄熱材を充電することで熱を溜めこむ湯たんぽ。
保温性は金属などの湯たんぽに比べれば劣ります。
電源付きサイトのみに限られます。短時間で充電でき、長時間の保温効果があります。
職場でも使えるので持っていれば毎日使うことができます。
レンジ湯たんぽ
レンジでチンするだけで温められる湯たんぽ。熱湯をそそぐ必要がありません。
これはアウトドアには向いていません。
レンジが使えるキャンプ場に行くとき限定です。
3.カバーのバリエーションも豊富
最近では、素材やデザインにこだわったカバーも豊富。
近年、湯たんぽブームとも言われておりカバーの種類も多くなっています。
私が使っているカバーなんてホームセンターで買った時のままの薄汚いピンクのカバーで、嫁さんのは羊のかわいいカバーです。
湯たんぽの見た目はカバーで決まるので、カバーにもこだわりたいですよね
低温やけどは他人ごとではありません
低温やけどなんか・・・って軽く考えてはいませんか?
低温やけどは火傷している自覚がないのが厄介。
寝ているときに使用することが多いので、余計に気付かないことが多いんです。
温度と接触時間の目安を見てみると
44度で3~4時間、46度では30分~1時間程度、
温度が上がるほど短い接触時間で低温やけどが起こってしまいます。
湯たんぽを使用する際はカバーを付けていても肌に直接触れないよう気をつけましょう。
まとめ
寝袋の中に入れておくだけで、足元が朝まで暖かくなります。
そんな魅力たっぷりの湯たんぽ、ぜひキャンプに持って行ってみてはいかがでしょうか。
コメント
[…] 冬キャンパー必見!冬キャンプにかかせない湯たんぽの選び方。 | てでぃのキャンプな暮らし […]