沖縄へ旅行した際、Tギャラリアに行くと”プチギフトプレゼント”というパンフレットをもらいました。
プチギフトにつられて軽い気持ちで立ち寄ってみたのですが、そこはヒルトンのインフォメーションカウンター。
気さくな女性担当者が「アンケートに答えていただくとハワイ旅行が当たりますよ」ということで、アンケートに答えることに。
アンケートが終わると「ヒルトンのタイムシェア説明会に参加するだけで、必ずハワイ宿泊券3泊分がもらえるのでいかがですか?」という話になりました。
普段はこういう”おいしい話”は警戒するタイプなのですが、「ヒルトンのブランドにかけて、ウソはないですよ。」と説得されて招待状を作ってもらいました。
そこで、実際に説明会に参加してきたので、「本当に無料で宿泊券がもらえるのか」「どんな内容だったか」を書いていきたいと思います。
説明会の参加条件は?
1.年齢20歳以上
2.年収750万円以上(夫婦合算可)
3.既婚の場合は、夫婦同伴で説明会に参加できる(独身でも参加可能)
4.約90分の説明会に参加できる
5.初めて説明会に参加する
6.ヒルトン・グランド・バケーションズ、ヒルトン・ワールドワイドおよび同系列企業の社員ではない方
このように参加する条件がありましたが、「是非!」と勧められて参加してきました。
当日、特に住民票や収入を証明するものを求められたりすることはありませんでしたよ。
参加券を提示したら、すんなり待受けへと案内してくれました。
ヒルトンのタイムシェアとは?
簡単にいうと、「ヒルトンのコンドミニアムタイプの部屋を使える権利を買いませんか?」というもの。
たとえば、ヒルトンの所有する1LDKタイプの部屋の権利を購入したら「3400ポイント/年」が貰えて、そのポイントで各国のヒルトンのコンドミニアムに泊まることができますよ。ということだそうです。
3400ポイントというのは、ハワイ・オアフ島の1LDKコンドミニアム(山側・閑散期)に7泊分相当。
同じ7泊でも、1LDK(海側・閑散期)なら4200ポイント、2LDK(海側・閑散期)で7000ポイント必要だそうです。
このポイントは各国共通で使えて、他の国でも1LDKなら3400ポイント、2LDKなら7000ポイントという形でほとんど決まっているそう。
ただし、繁忙期やボラボラ島、モルディブなどの地域によっては、3400ポイントでは2泊分相当にしかならなかったりするそうです。
このポイントは初期に購入する部屋のタイプや場所によって異なるのですが(あくまで買うのはポイントですが)、翌年に繰り越したり、前借したりすることで、ポイントを貯めて「結婚10周年だし、ラスベガスのヒルトンに泊まっちゃおう!」みたいなことができるみたいですね。
また、この権利は「未来永劫」保有することができ、子供に譲渡したりすることも可能とのこと。
説明会に行ってきました
私たちが参加した説明会会場は大阪「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」
会場にはとてもきれいな個室ブースがあり、
子供を預けられる託児所も用意されていました。
早速、営業の担当の男性の方が案内してくれました。
モニターを使ってヒルトングランドバケーションズの説明をしてくれます。
これがまた、なんとも説明のうまいこと・・・。
実際にヒルトンの部屋や、購入者からのビデオを見せられ、プレゼンがとても素晴らしく感心しました。
「海外旅行に行くきっかけにもなります」とか「ハワイ旅行から帰ってきても、また来年も行くことができるという気持ちの余裕」とか。
今日は宿泊券をもらうだけ!と心に決めて行かなければ、購入していたかもしれません。笑
ちなみに、今日契約すると「6800ポイント差し上げます」と、言われて少し迷ったのですが、今回はお断りさせていただきました。
断ると早々にハワイ3泊無料券をGETすることができました。
(契約してもしなくても、宿泊券はもらえます。)
ハワイ宿泊招待状の内容とは?
滞在するホテルは
ヒルトン・ワイキキ・ビーチ
ハワイ島 ワイコロアヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
の、中から選ぶことができます。
説明会に参加してから60日以内に予約をする必要があります。
また、宿泊期限は説明会に参加した日から12カ月以内となっています。
お仕事の都合や、飛行機の目処をつけてから説明会に参加されるほうがいいですよ!
実際にかかる費用は?
私たちがおすすめされたのは、隔年プランというもの。
ポイントを2年に一回もらう。その分年間管理費も2年に1回になるものだそうです。
たとえば、ラスベガスの1室1LDKを購入($17,870)、年間管理費($814.10)、海外での登記等の事務手数料が数百ドルほどありました。
また、このポイントは繰り越したり、前借したり、貯金したりすることができるそうなのですが、繰り越しと貯金をするには$100程度かかってしまいます。(前借するのは無料)
ちょっとポイントが余ったりすることがあれば、捨てるか、1万円程出費して貯金か繰り越しをする必要があります。
年間管理費も2年に1回なので、一月あたり5,000円くらいですよと言われ、少し揺らいでしまったのですが毎年海外に行く費用を捻出する余裕がありませんでしたので、私たちはお断りさせていただきました。
デメリットは?
話を詳しく聞いてみた感じたデメリットは、やはり「年間管理費」でしょうか。
隔年プランであっても毎年5~6万円の出費、かつ年間管理費は毎年変動するとのこと。
かつ、繰越・貯金にかかる費用も大きいかと思われます。
また、海外旅行にそんなに頻繁に行く余裕はありません。笑
航空券だけでもかなりの出費となってしまいますし。
お金に余裕があったり、これから毎年のように海外旅行に費やす予定がある方にとっては、ホテル泊するよりもタイムシェアを利用する方がお得感はあるのではないでしょうか。
まとめ
今回ははじめて「タイムシェア」という存在を知りましたが、これからの時代にマッチするようなものではないかと感じました。
たしかに年間管理費や初期投資の費用はかかりますが、ヒルトンのコンドミニアムに実際泊まろうと思えば何十万円とするわけですし、家族や友人を誘えば一人あたりの費用は安く済むだろうし、お得かつ優越感を感じることができる商品だなと思いました。
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