こんにちは
兵庫県の山を開拓し、夫婦でキャンプ場を作っている夫の“てでぃ”です。
僕たちの開拓しているキャンプ場は、最寄の電柱まで700〜800m。
徒歩10分のところにある電柱が、目の前にやってくるまでおよそ1年かかりました。
(ちなみに電気はまだない。今春には供給されるそうです。)
電気のない間、どのように電力確保していたかを書いていこうと思います。
対策その1 発電機を使う
発電機買うで!
え!まじで!?
使わなくなったら売ればいいんやで。
さすが猪突猛進嫁!
僕は「電気が通るまでどっか漫画喫茶的なとこで充電して〜」なんて思っていました。笑
ウチのキャンプ場から充電できそうなスポットなんて、豊岡市のマクドナルドくらいなもんです。(車で往復2時間、充電1時間、考えが甘すぎますね・・・)
というわけで、発電機購入!
購入した発電機はマキタの「EG2500I」
当時の僕たちの装備はバッテリーで動く「草刈機(マキタ)」「チェーンソー(マキタ)」がメインでした。
どちらもマキタ産で、充電がないと動きません。
先に購入していた道具がマキタということもあり、発電機もマキタにしたのですが
マキタの発電機を選んだ理由が他にもありまして。
・丸のこやスライドノコといった電力の大きいものを動かす予定があったので、「定格出力」がそれに耐えうるものにしなければならない
・電動工具の充電も必要だったので、「インバータ有り」という電子機器の充電に適しているものを選ぶ
ところが、発電機を使うということ自体にもデメリットはあります。
色々とデメリットもあるのですが、発電機が大活躍してくれて
豊岡市のマクドナルドには行けなくなりましたが、
結果的に作業効率を大幅に上げてくれました。
対策その2 ソーラライトを使う
(▲地面に刺さってるやつです)
発電機があるからといって、夜もずーっと動かせるわけではありません。
動かしていたらうるさいし、なんといってもエコじゃない。
でも、夜が暗すぎて何も見えません。
僕たちの装備は、LEDランタンのみ。
普段のキャンプであれば事足りるのですが、
山の夜はとーっても暗く、ランタンだけでは一部しか灯してくれず心許ないんです。
月明かりが出ているときは本当に綺麗でそれだけで明るいのですが
林間サイトのほうはもはや「ダークナイト」
ちょっと出歩くのが暗くて怖いレベルです。
ということで、夜も辺りを明るくするために、ソーラーライトを使ってみることにしました。
購入したのは「ソーラーライト Vorally」
Amazonの口コミを見て選びましたが、これは買って大正解。
あまりの明るさに10個(1セット2個入り)を追加ポチして、山に持ち込みました。
電柱をたててもらう
「最寄の電柱まで1km以内は無料」とか、「電柱2〜3本までなら無料」とか、「住んでいる人がいれば建ててくれる」とか
いろんな情報があったので、なにが正解なのか定かではないのですが
とりあえず、我がオートサイトまで電柱の設置は無事にしていただくことができました。
1.地元の電気屋さんに現地確認してもらう
2.電気屋さんから管轄の電力会社へ連絡をしてもらう
3.建築予定の小屋の図面(どこにコンセントを配置するかなど)を提出
4.関西電力からどこに電柱を立てるか図面が送付される
5.電柱が立てられる
ざっくりと、こんな流れで手続きを進めました。
そして、12月。
気がつけば電柱がやってきました。
「どれだけの容量の電気を使うのか」あらかじめちゃんと伝えておかないと、ぶっとい電線を引っ張ってくれないので、きっちりと伝えておくほうがいいと思います。
「電柱って立ててくれるんだ〜」って感動。
しかも、自分たちの土地に電柱が立つことになったので、「年間数百円」ですがお金がいただけるそう。
「キャンプ場するから電柱立ててくれ!」なんてわがまま言って電柱たててもらって、
ましてやお金までもらえて、なんて優しいのかしら。
この春には管理棟に電気が引き込まれる予定をしています。
春が楽しみです。
Youtube更新していますよ〜!
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