山を買ったら勝手にキャンプ場になるわけではないらしく、自分たちで開拓していく必要があるんですね。
木を切ったり、草を刈ったり、地面を平坦にしたりと(まるでマイクラ、これぞビルダー)
マイクラ好きの僕たちにとってはこの作業がとても楽しくて仕方ありません。
そんな山林の開拓作業で、疎かにできない基本中の基本「服装」について少し書いていこうと思います。
作業着
僕たち夫婦は何をするにしてもカタチから。
▲キャンプを始めたときも、続くかどうかもわからないのに、とりあえずでかいテントとタープ。「THEキャンプ」一式を揃えてからキャンプを始めました。
そんな「カタチから夫婦」の僕たちが山で作業するとなったら、当然作業着を買おうとなりますよね。
作業着といえば、”つなぎ”しか思いつかなかったのでとりあえずAmazonで検索。
「安いつなぎ発見!」
「5つ星中3.9」というまあまあ良さげで286件のカスタマーレビューと、ほかの商品よりも皆さんこちらのつなぎを買われているようです。
山用で購入しているというより、オシャレのためかと思いますが。
カラバリも21色、男女ともサイズ展開が豊富!
身長172センチの私がLサイズ(Mサイズだと股下が窮屈)
叔母とお義母さんがそれぞれMサイズとSサイズ
他のレビューにもあるように、いつも購入している服のサイズよりも2サイズアップで買うのがちょうどよいサイズになるかと思います。
生地は少し安っぽいですが(いや、まあたしかに安いですけど!)、山での作業ではすぐに汚れたり傷んでくるだろうし、高いつなぎを買う必要もないだろうと。
本当はモンベルのつなぎ(¥10,800)が欲しかったんですけど、汚れたらショックだろうな・・・
ただ、つなぎはトイレをするときが一番苦労するのです。
脱ぐときに上も全部脱がねばならないので、トイレしにくい!
上下セパレートにできるつなぎが使いやすいかもしれないですね。
追記:楽天で脱がずにお尻部分を開けられるつなぎを発見
こちらのつなぎの方が細身で色合いもカッコよくおしゃれです。
普段の服のサイズで購入しましたが、ぴったりでした。
長靴
「おしゃれは足元から」「山活は長靴から」
雨の日はもちろん、ぬかるみを歩くときなんかは長靴でないと泥まみれになってしまいます。
スニーカーやサンダルはもってのほか。
足元を這う虫や、枝葉などから守ってくれる長靴が最適です。
ただし、ニオイは最悪(笑)
どれだけの森林パワーをもってしても消臭できません。
森林組合のお兄さんたちは長靴ではなく、足袋のようなものを履いていたので、もしかするとそちらのほうが動きやすくムレにくいのではないかなと思います。
追記:林業研修でおすすめの足袋を教えてくれました。
甲の部分がガードされていて、マジックテープで調整できるので使いやすいです。
ぬかるみを歩くときもスパイクつきなのでgood!
足袋にしておいたほうがムレがなくておすすめですよ!
手袋
軍手ではなく、防水の滑りにくいゴム手袋がおすすめ。
軍手は滑りやすく、刃物で切れやすいです。
薪割りや、チェーンソーを使用するとき、枝を拾ったり、水場で作業したりと、あらゆる場面で必要になってきます。
手を守るために、厚手の滑りにくいゴム手袋が使い勝手が良いと思います。
一日中使用していると手がゴム臭くなったり、手袋自体のニオイも気になってくるので、裏地がボアになっていたり、ニオイの少ないものにしてみるといいかも。
レインコート
さすがに傘をさして作業できませんので、レインコートもマストアイテムの一つ。
こちらもホームセンターでお求めやすくなっております。
もちろん、上下セットのものがオススメ。
さらに言えば、防水がしっかりされているものがオススメ。
お求めやすいモノだったので、レインコートの用をなさず、つなぎまでびっしょりなったことも・・・
でも、そんなときに活躍してくれるアイテムが、防水スプレー!
↓以下の記事でも防水スプレー「アメダス」を使ってみた記事を紹介しておりますので、参考にしてみてください。
帽子と虫よけネット
妻いわく、一番のマストアイテムだそうで、食事中でも手放さないほどです。
これがなくっちゃやってられませんぜ
100均で売っているネットを帽子と組み合わせただけのお手軽防虫アイテムです。
日よけも兼ねており、暑くなる日中の作業ではこちらも用意しておいて損はないのではないでしょうか。
まとめ
「カタチから入る」ってなんだか本質を見極めてなさそうと思われそうですが(笑)
こうして作業着や身の回りの装備を整えると、さも自分が強くなったような気分になるんです。
良いモノを使うと、そのモノを使う自分自身の価値を高めてくれるというか・・・。
とにかく作業着に着替えれば、仕事しやすいだけでなく、「気持ちを切り替える」効果も!
パジャマでゴロゴロしてると休日ダラダラモードですが、作業着を着たら「山林開拓モード」に切り替えることができます。
「さぁ!やるぞ!」となるんです。
朝起きれるかどうかはさておき。
とまあ、気持ち的な面だけでなく、山林で作業するにあたって、適切な服装を選ぶということが自分の身を守るために大事なことだと思います。
みなさんも、山へ行くとき、山林の開拓をするときは適切な装備を心がけましょう。
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