こんにちは
兵庫県香美町小代の山を買ってキャンプ場を作っている上山(@teddy_ueyama)です。
キャンプといえば「焚き火」
「焚き火」といえば「焼き芋」
そう!!キャンプといえば焼き芋!
みなさんもキャンプで焼き芋したことあると思いますが、
せっかく作るならもっと美味しくしてみませんか?
今回は特別にキャンプ場オーナー直伝の“絶品焼き芋”の作り方を公開しようと思います。
サツマイモ選び
実は!サツマイモ選びから最強の焼き芋作りは始まっています。
サツマイモの品種は色々とありますが、迷わずこれ買っとけ!というものがあります。
それが「紅天使」
茨城県かすみがうら市「ポテトかいつか」のオリジナルブランド。
ここで生産されるサツマイモ「紅はるか」という品種を熟成させて、より甘く変化したのが「紅天使」というブランド名で出荷されています。
一般的なサツマイモと同じく、「紅天使」の収穫時期は9月~11月で
旬の時期である9月~11月に手に入れることができます。
他にも安納芋がよく知られていると思いますが、
「紅天使」は「安納芋」と比較して、よりしっとりしてなめらかでめちゃくちゃ濃厚です。
「紅はるか」という名前で売られているサツマイモもこの「紅天使」と同じ品種ですので、スーパーで購入する際は断然「紅はるか」をおすすめします。
濃厚でねっとりしてるのに、くどくなくて甘さがしっとりしてます
焼き芋の作り方
それでは焼き芋を作っていきましょう。
1.キッチンペーパー2枚でサツマイモを巻いてたっぷりの水で濡らします。
新聞紙なら広げて1枚分を使います。
焼いたときにいかに水分を残しておくかが重要で、キッチンペーパー1枚だと焼いているときにすぐ水分がなくなってしまいます。
たくさんの水分でサツマイモを蒸し焼き状態にするのがポイントです。
2.アルミホイルで巻いていきます
焼いているときに水分が逃げないように、アルミホイルを2重にして、隙間なくぴっちりと巻いていきましょう。
サツマイモの準備はこれで完了です。
3.焚き火を用意
焚き火の中にサツマイモを放り込むのですが、
燃え盛る炎の中に入れるのではなく、「熾火(おきび)」の状態のときに入れましょう。
「熾火(おきび)」とは、着火した薪や炭が炎や煙を上げずに芯の部分が真っ赤に燃えている状態をいいます。この熾火の状態が火力も安定していて調理に最適だといえます。
焚き火を楽しんでいれば熾火の状態になりますので、そのタイミングでサツマイモを投入します。
炭の燃え方を見て、サツマイモ全体に火が通るようにたまに動かしてあげてください。
4.できあがり
さて、熾火状態の焚火に投入して「1時間くらい」でできあがります。
20分や30分でも十分焼き芋は作れます。
ですが、ここはぐっと堪えて1時間くらい放置してみてください。
時間もはからず、焚き火を楽しんで、忘れたころに取り出してみましょう。
熾火でじっくり時間をかけて作る焼き芋はかな~り柔らかくなっています。
食べるとき、そのまま手で割るとグニャってなって割れませんので
真ん中あたりの皮だけを指でピッとめくってあげると、割りやすくなって食べやすいですよ。
さらに美味しさを求める方へ
買ったサツマイモがそんなに甘くなかったなんてことがあると思います。
そんなときは「追熟」を試してみてください。
買ったサツマイモを新聞紙でくるんで冷暗所に置いて2週間放置するだけです。
追熟することででんぷん質が糖化し甘味が増してコクが強くなります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
料理は手間暇かけて作ると美味しくなるように、焼き芋も時間とひと手間かければよりおいしくつくることができます。
せっかくのキャンプですので、おいしい焼き芋作ってみませんか?
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